呼び覚ます煌めいた甘い記憶を。

シンメ厨の愛かた厨。

▶︎ Coming Century とは。


「Coming Centuryって誰?」
2016年6月23日。本日のジャニヲタ界隈においてのホットワードか全Vクラを震わせた。

事の始まりはこの日の朝に放送されたZIP!である。2016年7月2日放送のTHE MUSIC DAY 夏のはじまり。、ジャニーズシャッフルメドレーの詳細が総合司会である櫻井翔から発表された。ジャニーズシャッフルメドレーとはベストアーティスト並びにTHE MUSIC DAY番組内にてジャニーズのグループの垣根を越え、ランダムな組み合わせで自分たちの持ち歌以外を歌うジャニヲタワッショイ!な一大イベントである。また、歌ってる本人たちにとってもワッショイ!なものではないかと言える。云うならジャニーズに関わる人たちによる身内芸。
まずはここで2016年6月23日に発表されたシャッフルの結果を見ていこうと思う。


・井ノ原快彦(V6)
松本潤(嵐)
小山慶一郎(NEWS)
・伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)
中島健人(Sexy Zone)

  • 夏のかけら/Coming Century

山口達也(TOKIO)
櫻井翔(嵐)
丸山隆平(関ジャニ∞)
・中島裕翔(Hey!Say!JUMP)
マリウス葉(Sexy Zone)
・濱田崇裕(ジャニーズWEST)

  • 明日へのYELL/Hey!Say!JUMP

長瀬智也(TOKIO)
大野智(嵐)
・増田貴久(NEWS)
安田章大(関ジャニ∞)
小瀧望(ジャニーズWEST)

堂本光一(KinKi Kids)
三宅健(V6)
渋谷すばる(関ジャニ∞)
・髙木雄也(Hey!Say!JUMP)
中間淳太(ジャニーズWEST)

松岡昌宏(TOKIO)
堂本剛(KinKi Kids)
森田剛(V6)
加藤シゲアキ(NEWS)
八乙女光(Hey!Say!JUMP)
松島聡(Sexy Zone)

城島茂(TOKIO)
二宮和也(嵐)
錦戸亮(関ジャニ∞)
・有岡大貴(Hey!Say!JUMP)
佐藤勝利(Sexy Zone)
重岡大毅(ジャニーズWEST)

長野博(V6)
相葉雅紀(嵐)
大倉忠義(関ジャニ∞)
・知念侑李(Hey!Say!JUMP)
菊池風磨(Sexy Zone)
桐山照史(ジャニーズWEST)

  • ハダシの未来/嵐

坂本昌行(V6)
手越祐也(NEWS)
横山裕(関ジャニ∞)
・薮宏太(Hey!Say!JUMP)
岡本圭人(Hey!Say!JUMP)
神山智洋(ジャニーズWEST)

  • 渚のお姉サマー/NEWS

国分太一(TOKIO)
岡田准一(V6)
村上信五(関ジャニ∞)
山田涼介(Hey!Say!JUMP)
藤井流星(ジャニーズWEST)




ここから分かるのが歌う曲のリストには〝Coming Century〟が存在しているということ。だが、〝Coming Century〟というグループに所属している人たちがいないということ。しょうがない。ジャニーズ公式サイト、「ジャニーズネット」にすら表示はないのだから。そりゃ分からない。
……なので。ざっと紹介します。神に選ばれし三人、Coming Centuryを。



【Coming Century】

年長組3人を「20th Century(トゥエンティース・センチュリー)」(通称:トニセン、TC)、年少組3人を「Coming Century(カミング・センチュリー)」(通称:カミセン、CC)として、独立した活動も行っている。次世紀という意味の年少組ユニット「Coming Century」の名はCDデビュー時から存在したが、対する年長組には名前が付かず、(省略)しかし、カミセンが意味する21世紀に対し20世紀を意味する「20th」と命名した。
(Wikipediaより引用)

V6年長組といわれる坂本昌行長野博、井ノ原快彦が20th Centuryに対し、V6年少組の森田剛三宅健岡田准一をComing Centuryという。そもそも森田剛三宅健岡田准一がよく分からない!という人はぜひ公式サイトやWikipediaを参照していただきたい。私がここで伝えたいのはComing Centuryの魅力である。

Coming Centuryの最大の魅力は三人で一つ、ではないということ。彼らは二人+一人なのである。何度でも主張する、二人+一人です!!!!ぜひComing Centuryの画像を少しでいいので検索してもらいたい。ギュッと寄り添う三人の画像……と同じくらい2:1で写ってるものが多い。森田剛三宅健からなる剛健コンビに割り込む岡田准一……、いや、剛健コンビに割り込みたいのに割り込む隙間のない岡田准一、が正しい。岡田はいつも0距離な二人を離れてニヤニヤ見守っている。という図が基本的なComing Century。でも岡田は剛健に割り込みたい!おいでって言われたい!しかし、剛の隣は健で、健の隣は剛。これはJr.時代から不変の関係である。岡田もそれを分かっているから一歩引いているのだ。ここで言いたいのは剛と健は岡田に対して意地悪している訳ではない。岡田を省こうとしている訳ではない。ということ。ここが勘違いされやすいComing Centuryの関係性。お互いが全てを理解した上でこの三角形ができている。剛と健は無意識無自覚でくっついてしまうのだ。決して岡田を省いているわけではない。私はここを一番勘違いされたくない。三人を形で表すなら逆三角形である。上に剛健コンビが並び、後ろで岡田。この複雑な逆三角形をカミセン三角形と呼ぶことがある。

こんな複雑な関係のComing Centuryの歌。V6の歌の特徴は歌うまコンビといわれる坂本昌行と井ノ原快彦の群を抜いた圧倒的な歌唱力と剛健コンビの特徴的な甘いボイスが特にlapをリード。そして長野博岡田准一の癖のない柔らかな歌声が全体を包み込み、絶妙なハーモニー作り上げる。

Coming Centuryの歌声は主に剛健が主旋をリードをする。剛と健の似た声質に岡田が低音を担当し、深みのある曲を歌い上げる。岡田の低音ボイスの存在が鍵となることはV6の歌ではない。岡田は剛健二人に持っていないものを持っているのでComing Centuryにはいなくてはならない。剛健の声質をキャラメルボイスと言うが、私はこう思う。

森田剛→キャラメルボイス
三宅健→ハニーボイス
岡田准一→シュガーボイス

他にもミルキーボイス、キャンディボイス、など様々なものが出ているし、この組み合わせが違うと感じる人もいる。人の感じ方は様々な上、歌声を食べ物で表すこと自体が高度なことだが、ただ一つ、「三人の声は甘い」というのは揺るぎない事実だと思う。

Coming Centuryの曲でぜひ聴いてもらいたいのは「Theme of Coming Century」「夏のかけら」「大丈夫」「手のひらのUNIVERSE」「ROCK THE HOUSE」「キミノカケラ」などの楽曲である。あげていけばキリがないが……。これらは少し聴いただけでもわかるComing Centuryの歌唱力。ユーロビートからバラード、ラップ、様々なジャンルを歌ってもブレのないComing Centuryの色。ぜひ時間があるときに聴いてほしい。

因みにComing Centuryだけでアルバムも出していますので是非……!2002年に『Best of Coming Century〜Together』、2009年に『Hello-Goodbye』。また、V6のライブでComing Century楽曲を歌うことはもちろん、Coming Centuryだけで単独のライブやツアーもやっている。2000年7月29日〜8月31日に『VERY HAPPY!!!!』、2009年7月19日〜9月13日に『〝We are Coming Century Boys LIVE Tour 2009〟』がある。




今回のTHE MUSIC DAYを通してComing Centuryを(ついでに20th Centuryも一緒に)少しでも多くの人に知ってもらえると嬉しいです。そして事務所さん、今年こそトニカミコンやりましょう。